ロケーション

作品No

家族構成

広さ

建築家

都道府県

通り土間のある家

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作品詳細

旧市街地に建つ住宅です。低く抑えられた外観と深い軒は、この住宅の存在を人々に強く印象付けます。同時に和のテイストを強く打ち出すことにより、周囲の街並にも違和感なく溶け込んでいます。目立ちすぎず、目立たなすぎず、静かにそこに佇む家、そんな住まいを目指しました。
日差しをコントロールしてくれる深い軒を持つ縁側は、和室及びリビングと一体となり、空間的にも使い方にも無限の可能性が広がります。

さらには家庭菜園のある庭とも連続しており、なお一層の広がりを見せます。このような中間領域的な性格を持つ空間は、古来からある日本建築の優れた特徴の一つではありますが、現代においても、機能的にも空間的にも非常に魅力的なものと成り得ます。 和室は、中心に床の間を配置し、左に仏間、右に釣押入を構えました。羽重竿縁天井に網代竿縁天井を組み合わせ、数寄屋風に仕立てました。釣押入下部の地窓を開けると、坪庭を鑑賞することも可能です。雪見障子からは、柔らかな光が差し込んでいます。

構造: 木造 在来工法
階数:2階
間取り:3LDK
竣工年月:平成31年4月
総費用:2,800万円
敷地面積:174.15㎡
延べ床面積:102.68㎡
設計期間:3ヶ月
工事期間:6ヶ月

●仕様
■屋根材:ガルバリウム鋼板 横葺き
■外壁材:スーパー白州そとん壁W(高千穂シラス)
■キッチン:リクシル リシェルSI
■浴室:ユニットバス(1717、TOTO)
■洗面化粧台:サンワカンパニー プレーンⅤアップライト
■トイレ:TOTO レストパルF
■床材:無垢フローリング(ナラ)

井出 隆正 

アトリエ イデ 一級建築士事務所
福岡県
instagram:https://www.instagram.com/atelier_ide_a
facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100036346357415

「古びるほどに美しく、家族の成長とともに熟され、経年変化に耐えつつ成長する住まい」そんな住まいを、建築本体はもちろんのこと、土地選びからしつらえまで、楽しみを分かち合いながらお客様と共に創っていきたいと常に考えています。あなただけの理想の空間、共に創造してみませんか。

 

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