作品詳細
栃木らしい田舎の暮らしを夢見て、土地探しから始めた家族4人が住まう26坪の平屋住宅です。
元々農家さんが暮らしていたこの土地には、大谷石の蔵が2棟残り、周辺には日本情緒あふれる住宅が見受けられるエリアです。外観は昔ながらの茅葺き屋根を彷彿させる急勾配の屋根でまとめ、田園風景に馴染む水平ラインが強調された伸びやかな佇まいを表現しました。
敷地東側には山が聳え立ち、それを傍受するため、リビングは小下がりに現わし天井で、コーナー窓と造作ソファを配置。時間と共に移り行く山の表情をダイレクトに感じることができ、森の中に包み込まれるような空間となっています。
石川 弘樹
株式会社COMODO建築工房
HP:https://www.comodo-arc.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/comodo_hiro/
愛知県の豊橋技術科学大学博士後期課程を修了後、岐阜の設計事務所に勤め、住宅やまちづくりに従事し、栃木へUターンしてきました。Uターン後は、設計力と施工力を併せ持ったCOMODO建築工房に入社。2022年には自身の処女作である自邸を建て、COMODO建築工房のモデルハウスとして公開しています。
土地探しから設計、監理、施工まで一貫して行った自邸では、Instagramにてその過程と暮らしぶりをご紹介しています。