作品詳細
別々にくらしていた世帯が、新しく赤ちゃんが産まれたタイミングで初めて一緒の生活を始める、3世代2世帯の小さな住宅です。 親世帯と子世帯の関係や、初めての子育て、生活時間帯の違いなどで『ちょうどいい距離感。』を意識して設計しました。 ちらりと表情がうかがえる距離感。 1.5階層の離れているようで近い距離感。 2つの階段で行き止まりなく保てる距離感。 子供の頃誰もが遊んだ『ジャングルジム』がこの家のイメージです。 一番下であやとりをし合う女の子たち。 頂上で天を仰ぐ男の子たち。 ジャングルジムの真ん中で1人で漫画を読んでいる子もいます。 自分の気持ちのいい、ちょうどいい場所を子供達は自然に見つけてジャングルジムで遊びます。 そんなイメージの住宅です。
神田 陸
神田陸建築設計事務所
新潟県
https://www.yamamoto-architect-office.com/
『香り』を意識した建築をしています。
素材から自然に感じる木や畳の香り。
窓を開けるとほんのりと漂うグリーンからの四季の香り。
お香を焚いてもてなす、自分の選んだ好きな香り。
香りによって温度が変わります。部屋の明るさが変わります。気分も変わります。
重要な五感の要素の1つである『香り』これが大切。
『いつも通り、特別なものを造ります。』
けして贅沢はせず、ちょうどいい空間を提案します。