作品紹介
敷地のすぐ傍らに長沢川があり、その両側には桜並木を形成している。この住宅はその桜を見ながら生活できるように設計されたため居室は全て川に面した窓がもうけられている。
二世帯が同居する計画であるため親世帯が不自由なく生活できるようにLDKと 親の個室と水廻りスペースが1階で完結するようになっている。2階は子世帯が子供の成長に応じて臨機応変に生活できるようなスペースとした。
階段は箱階段とし、階段の下に食器棚と洗濯機を収納して空間がすっきりとするようにした。
桜並木の雰囲気を共有するように柵がシンプルな建物に並木のリズムを引き込む。それは内部の露出の梁、箱階段、手すり等に静かに連動し、空間を形成する。
奥村 幸司
奥村幸司建築設計室
滋賀県
http://okumura-a.com
光や風の入り方、景色の取り入れ方など、自然が豊かに感じられ五感にうったえる日常生活を送れる空間、場所になればいいなとおもっています。
シンプルで素の建築。建築は長い時間を共に過ごす場所でもあるため飽きのこないデザイン、共に長く暮らしたいデザインを共に作っていければと考えています。
シンプルなデザインを基本に土地の特性、周辺環境などを考慮し、イメージをカタチにしながら、オリジナルの個性を持った建築にしていければと考えています。
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