作品詳細
変形した敷地と、東側に覆いかぶさるような山の緑、これがこの家を設計するときのヒントになりました。
居間の吹き抜けに面した階段の踊り場にベンチと本箱を設け、大きな窓で山の緑を取り込むと、気持ちの良い場所が出来上がりました。
屋根面で温められた空気を利用して家じゅうを暖房する、パッシブソーラーシステムを導入しています。また、熱処理によって腐りにくい加工をした木材、サーモウッドを外壁に使いました。
小島 建一
想設計工房
埼玉県
http://www.pluto.dti.ne.jp/~kekojima/index.html
これから家を建てる人にとって、どのような家が一番良いのかを共に考えることが住宅の設計者の仕事だと考えています。その為には十分に時間をかけてコミュニケーションを取ることが大事だと思っています。