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行動と心を持ち、人の繋がりを大切にする建築家 田中耕三さん

 コンクリート打ちっぱなしに、オシャレなインテリア。akのアルファベット小物が置かれ、社名の由来が気になりながら、取材を開始。

建築家築家を目指したきっかけ
 小学生の頃は担任の先生に憧れ、教師になりたいと思っていました。一方、兄は建築家になるのが夢でしたが、現在は教師となり、兄弟で就いた職業は逆転!
 私はモノづくりが好きだったことを優先して、建築の道を目指しました。最初の就職先は大手のゼネコン。 病院や福祉施設、図書館などの施工管理。現場を経験し、とても勉 強になりましたが、設計に専念できる事務所への転職を決意。アーネストアーキテクツ株式会社で、住宅を中心に15年間の経験を積み、独立しました。

 社名の+ak designはアクション・カインドネス・デザインを表し、お客様の求める空間づくりを行動と心を持って描いていきます。土地と人を知りながらデザインしていこうという意味が込められています。

住宅設計の拘り
 設計したお客様からの紹介や、様々なご縁を通じて設計の依頼があり、30代~50代の方が中心。設計期間は半年~1年程で、ヒアリング後に1プランの図面・パース・模型を提案します。
 ヒアリングは要望や気になる点などをじっくりお伺いし、その中からお客様のやりたいことを見つけるようにしています。住宅が建つまでは一筋縄でいかないこともあり、それを一緒に乗り越えていくからこそ生まれる信頼関係を大切に長くお付き合いさせて頂いています。
 YS-houseでは、以前店舗設計をしたオーナーシェフからの自宅の設計依頼。傾斜地で厳しい土地でしたが、そこに見え隠れしているものを見つけていくことが楽しく、ワクワクしました。家族との繋がりを大切にされたいという要望だったため、緑豊かな周辺環境を活かし、家の中を回遊しながら、様々な景色を楽しめられる設計にしました。

お仕事のやりがい
 ヒアリングやプランの提案、建物が建ち、お住まいになってから、全ての道筋をお客様と共有し、共感できることです。今の生活に新しいものが生まれ、改善され、喜んでいただけると嬉しいです。この先もお客様と継続して交流を深め、その繋がりの中で仕事を続けられることを願っています。

編集後記
 社内でインテリアやプレゼンテーションを担当されている奥様は大学時代の同級生。独立の背中を押してくださったのも奥様。公私共に、ご縁を非常に大切にされ、信頼関係を築いているからこそ、田中さんに設計を依頼されるお客様が後を絶ちません。
 床材は木材などの自然素材に触れて生活して欲しいそう。健康にも配慮され、お優しいお人柄がお話からも伝わってきました。
 田中さん、ありがとうございました。(廣瀬)

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