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住む人の住み易さを1番に、光と風を上手く取り込む建築家 吉田祐介さん

 千葉県船橋市坪井町、一際目を引くグレーのモルタル壁と板張りの外観。切妻屋根が3つ連なり、間取りがどのようになっているか大変気になります。中に入ると外観からは想像もつかない、広々とした空間が広がっていました。そんな吉田さんの自邸で取材を開始。

建築家になったきっかけ
 モノづくりやデザインに元々興味がありました。ある時、テレビでアントニ・ガウディのサグラダ・ファミリアを見て、こんな建物をつくりたいと思ったのがきっかけです。北海道工業大学卒業後、一級建築士の資格を取得し、独立しました。現在は京都芸術大学の非常勤講師も努めています。

住宅設計のこだわり
 お客様はホームページからの問い合わせが多く、雑談を交えつつ、今の生活スタイルを伺いながら、ご要望を探ります。住み易さや、心地良い空間を1番に考え、光や風などの自然環境を活かしながら、住む人に寄り添った家づくりをしています。
 自邸はモデルハウスとして、設計の相談にきたお客様に見てもらうため、様々な素材を使用しました。コンパクトですが、より広く感じられ、風通しの良さを体感できるように設計しました。間仕切りはほぼ引戸となっていて、全て開けると1つの大空間となり、窓からは住宅全体に明るい光が差し込みます。お客様からは視線が広がり開放的、玄関が広くて良い、キッチンが素敵などと言っていただけます。

アイディアコンペの参加
 以前に住宅設計の学校に通っていて、協賛企業主催のアイディアコンペに共同で応募しました。「わくわくの家」という遊具で、壁に様々な形のパネルをはめ込んで、パズルのように遊ぶことができます。組立て式で、あらゆる場所に運ぶことができるため、公園に設置して、多くの子供たちに触れてもらうイベントも行われました。ウッドデザイン賞2019に入賞しました。

お仕事のやりがい
 お客様が喜び、笑顔を見られた時がこの仕事をしてきて本当に良かったと心から思える瞬間です。現場に行って、建物がどんどん仕上がっていく過程を見ることも楽しくて、好きですね。
 これからも住宅設計に拘りつつも、別荘や店舗など新たな分野にも挑戦していきたいです。

編集後記
 取材当日は水回りや和室の引戸は閉じられていましたが、28坪とは思えないぐらい、とても広く、開放感のある空間でした。様々な素材を使っているとお伺いしましたが、統一感のあって暖かく、どこか可愛らしいデザインは吉田さんならではです。造作のキッチンやテーブルやソファ、クッションに至るまで素敵でした。
 吉田さん、ありがとうございました。(廣瀬)

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