本日の取材は長野県松本市、事務所はご祖父様が建てた住宅で、思い出もあって、気に入っていますと牧田さん。
建築家を目指したきっかけ
祖母にモノづくりが好きだから、そういう仕事に携わったらと言われ、建築を学んでみようと、東京理科大学理工学部建築学科に進学。卒業後、友人のデザイン事務所で1年開業の手伝いをし、地元長野県の工務店に就職し、独立しました。
住宅設計のこだわり
お客様は紹介いただくことが多く、以前設計したピアノ教室に通う方や20年ぶりに再会した同窓生だったなんてこともあり、ご縁は大切にしたいと思っています。
空気の清浄や、1年を通じて温度変化が少ない、ランニングコストが掛からないなど、住む人の快適を1番に設計。その上で、お客様の要望を十分にお伺いし、住む人のオリジナルの形にします。
設計期間は1年程度、テイストの異なるプランを3つ提案します。床材・壁材・窓…1つ1つ、サンプルや施工事例を見て、その建材や設備のメリットやデメリットを説明。時間は掛かりますが、お客様の家であり、全て確認いただいて選んでいただきたいと思っています。
お仕事のやりがい
建物が建ってお客様が喜んでいただけることがやりがいです。毎年、年末の挨拶回りの日程をブログでお知らせして、お伺いしているのですが、待ってくださっている方もいて、長いお付き合いになっています。
この先もお仕事をいただける限り、建築を続けていき、機会があれば住宅だけでなく、他の分野にも携われたら嬉しいです。生まれ育った地元松本市を中心に、長野県の風土や気候を知っている強みを生かしていければと思います。
編集後記
お客様のことを第一優先に考え、丁寧に分かり易く提案していただけます。毎年、年末の挨拶回りをされている方は、取材をしている中で初めて。お客様のご縁を大切にしているからこそ、2000年に独立されて長年続けてこられてきた経験と知識は計り知れません。長野県で新築やリフォームを検討中の方は是非、牧田さんまで!
牧田さん、ありがとうございました。(廣瀬)