作品紹介
敷地は駅から5キロの古い団地。南側にはかつて田んぼであった休耕田が4m下に広がる。日当たりを遮るものは全くない敷地。自然が豊かで、野鳥のさえずりが聞こえ、季節により鈴虫やツクツクボウシの鳴き声を感じられる。時には雉も訪れ、茨城県らしい敷地である。
私が考える茨城県の良さを感じ取れる家にしたいと考え、土地を選定いたしました。茨城県は平野が多く、高い建物があまりないので景色を遮るものはなく、晴天には青空が視界いっぱいに広がり、又雨天時は雨雲が雨を降らしながら動く様子が見えます。その景色には、大地のすごみを感じます。そのすごみを眺めることができる家をつくりました。
階数:地上2階
敷地面積:270.48㎡
建築面積:71.06㎡
延べ床面積:101.68 ㎡(1階床面積 67.08㎡ 2階床面積 34.60㎡)
西原 有希子
西原有希子建築設計事務所
茨城県
https://www.yukiko-nishihara.com/
茨城県牛久市で建築設計業を営んでおります。
「人がその場所を愛せる」というシンプルな考え方をもとに、建物を考えています。