作品詳細
敷地は 50 年程前に位置指定道路により宅地化された5区画のうちの1区画で、旗竿地と呼ばれる四方を隣地に囲まれた形状です。「開放性とプライバシー性が共存した空間」という言葉をヒントに、どう明るく開放的かつプライバシーがしっかりと守られた、快適な空間をつくるかがテーマとなりました。
施主ご家族からのご要望は、日本らしい生活の出来る、日本の住宅の良さのある住まいにしたいというものでした。そこで食堂と居間を縁側、障子、和室などで囲むことで、外との距離を調整できる機能を持つと共に、食堂の上部を吹抜けにすることによって2階から明かりを取り込み、閉じた状態にしても明るく開放的な空間が成立するように計画しています。
二村はじめ
ジュウニミリ建築設計事務所
愛知県
https://12miri.com/
愛知県名古屋市の小さな設計事務所です。
・施主の想い
・敷地の特徴
・自然との距離
・余白
・素材
・デザイン
この6つに拘った設計をしたいと考えています。