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お客様の要望を沢山聞きたい建築家 秦野浩司さん

 自邸がヒルナンデスで取材を受けたというブログを拝見し、取材当日、そのことをお伺いすると、「今日放映日です。」と。伺ったのは10時、12時のヒルナンデスが始まる迄には取材を終えなければ、そう思いながら、取材を開始。

建築家を目指したきっかけ
 生まれは周りを海に囲まれた横須賀市です。エンジニアだった父は家で図面をチェックすることもありました。その影響もあってか、建築に興味を持ち、日本大学理工学部海洋建築工学科に進学しました。進学後、軽い気持ちで進学した私に比べ、同級生の建築に対する意識の高さに大変驚かされました。大学2年生の時、編入してきた一つ上の先輩は建築知識が高く、模型づくりがとても上手い。

 話も合って意気投合、一緒に建物を見に行き、アイディアコンペに参加したりするうちに、建築に対する意識も高まり、漠然と建築を生涯の仕事としてやっていきたいと考えるようになりました。
 卒業後、就職したKEN一級建築士事務所では作品性と所長の雰囲気に惹かれ、建築が楽しく、のめり込んだそう。他のスタッフが独立を目指して頑張っている環境下で、秦野さんも独立を目指され、2010年に秦野建築設計事務所を設立しました。

設計事例について
 ヒルナンデスの取材をお伺い、こちらの記事でも自邸をご紹介。
 まず、目に入ったのは床材。ウォールナットのとても素敵な茶~黒褐色の深い色味と思いきや、実はアカシアの複合フローリング。これで予算を結構抑えることができました。室内は白を基調として、木が組み合わさったシンプルモダンなテイスト。奥様と間取りなどの打ち合わせを重ね、お子様とは一緒に木部塗装するなど、ご家族みんなで家づくりを楽しみました。施工は信頼の厚い池谷ホームさんに依頼。新築祝いには立派なウンベラーダの緑が贈られ、シンプルモダンなテイストの空間に緑がとても映えています。

住宅設計で心がけていること
 設計は「人」を知ることだと思っています。よってお客様との会話に多くの時間を掛けて、ご要望を沢山聞きだし、それを図面に描いていく。そうすることで、お客様も描いていた新しい住まいを具体的にイメージすることができます。また、工務店、現場監督、職人の方々とも対話を多くすることで、一緒に素敵な作品づくりをしていきたいと思っています。

編集後記
 ミニバスケットボールチームに所属しているお子さんは、県内でも強豪チームに所属、ハードな練習に頑張るお子さんとそれを支える奥様、そして二人を温かく見守り、応援されているパパの一面も拝見。お客様、一緒に仕事をする仲間、そしてご家族と、皆さんを大切にされる秦野さんの設計はとても温かさで溢れていました。取材は無事に11時30分と放映前に終えることができました。秦野さん、ありがとうございました。(廣瀬)

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