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空間のデザインを模型で表現する建築家 佐久間達也さん

建築家を目指したきっかけ
 千葉県の実家は建築家鈴木理巳さんの設計。今は築40年の建物です。RC造で和風といったデザイン。当時小学校5年生で、建築家という職業に触れた初めての体験でした。大学進学時に建築学科を専攻。その後、東京理科大学にて助手を5年間従事した後に独立。独立後は最初の作品は、高校の友人のご家族の住宅。3階建てのRC造には設計から完成まで2年を費やしました。また、同じ頃大学の先輩たちと共同で大学施設の設計を担当しました。
 建築家へ設計を依頼する方は多種多様な嗜好の中、ご自身の嗜好を実現されたい方が殆ど。よって、同じパターンがひとつとしてありません。

住宅設計への拘り
 模型をつくることです。最初は1/100で制作し、その後、1/50、居室部分だけを切り離し1/30や1/20も制作します。光の入り方はCGでもイメージ出来ますが、実際の光は模型で見ることがベストだと思っています。更に、模型は屋根を取り外しながら空間を確認できますが、私がつくる模型は横を外します。そして模型写真を撮影し、より竣工後の生活がイメージできるようにします。仕上げはモルタルやサイディング等、材質は様々ですが、模型には白をご提案したり参考にしてもらう役割もあります。
 日立市の工務店のモデルハウスの設計では、高気密高断熱G2レベルを採用。35坪の延床面積となりますが、エアコンは2台。室内で空気が循環するよう回転窓を設置し、空間は開放的に設計。現在、そこにお住まいのお客様は3人家族で、暑さ寒さが厳しい時にしか2台同時にエアコンは付けませんとのことでした。また、4人家族、ご夫婦共働き、家事共同、子供の人権尊重をテーマに設計した結果、キッチンから家全体を見渡すことができ、家族の繋がりを感じながらパーソナルスペースも保てるような間取りに。リビングの他、踊り場を作ったことで、個々にリラックス出来る場が2か所になり、ご主人とお子さんと別々で使用しているとのことで、テレビのチャンネル争いもなさそうです。

お客様との関係性
予算調整を大切にしています。最初のプランで予算がオーバーするのは一般的なセオリ。その上で、予算調整をする際、お客様の大切にしている部分を十分確認した上で、調整をします。しかしながら、取捨選択の中で、設計のポイントとなる部分についてはご説明をさせて頂き、ご判断頂いています。

仕事のやりがい
 完成してお客様に喜んでもらった時にやりがいを感じます。これは建築家の方達には共通してある感覚だと思います。

編集後記
 設計の拘りの中には一般的な生活レベルを常に想像して行っていますというお話がありました。それは便座の蓋が自動で開いた方が良いかどうかや、クロスは汚れが目立たないものであるかどうか等、設備や材料を決める際には思い込みがあると見落としやすいことかもしれません。そこをきちんと見てくださる佐久間さんにご依頼される方は、ショールームに行くことやカタログを見て選ぶこと等、少々面倒だと思っていらっしゃる方にはベストマッチだと思います。
 佐久間さん、ありがとうございました。(廣瀬)

住宅設計への拘り
 模型をつくることです。最初は1/100で制作し、その後、1/50、居室部分だけを切り離し1/30や1/20も制作します。光の入り方はCGでもイメージ出来ますが、実際の光は模型で見ることがベストだと思っています。更に、模型は屋根を取り外しながら空間を確認できますが、私がつくる模型は横を外します。そして模型写真を撮影し、より竣工後の生活がイメージできるようにします。仕上げはモルタルやサイディング等、材質は様々ですが、模型には白をご提案したり参考にしてもらう役割もあります。
 日立市の工務店のモデルハウスの設計では、高気密高断熱G2レベルを採用。35坪の延床面積となりますが、エアコンは2台。室内で空気が循環するよう回転窓を設置し、空間は開放的に設計。現在、そこにお住まいのお客様は3人家族で、暑さ寒さが厳しい時にしか2台同時にエアコンは付けませんとのことでした。また、4人家族、ご夫婦共働き、家事共同、子供の人権尊重をテーマに設計した結果、キッチンから家全体を見渡すことができ、家族の繋がりを感じながらパーソナルスペースも保てるような間取りに。リビングの他、踊り場を作ったことで、個々にリラックス出来る場が2か所になり、ご主人とお子さんと別々で使用しているとのことで、テレビのチャンネル争いもなさそうです。

お客様との関係性
予算調整を大切にしています。最初のプランで予算がオーバーするのは一般的なセオリ。その上で、予算調整をする際、お客様の大切にしている部分を十分確認した上で、調整をします。しかしながら、取捨選択の中で、設計のポイントとなる部分についてはご説明をさせて頂き、ご判断頂いています。

仕事のやりがい
 完成してお客様に喜んでもらった時にやりがいを感じます。これは建築家の方達には共通してある感覚だと思います。

編集後記
 設計の拘りの中には一般的な生活レベルを常に想像して行っていますというお話がありました。それは便座の蓋が自動で開いた方が良いかどうかや、クロスは汚れが目立たないものであるかどうか等、設備や材料を決める際には思い込みがあると見落としやすいことかもしれません。そこをきちんと見てくださる佐久間さんにご依頼される方は、ショールームに行くことやカタログを見て選ぶこと等、少々面倒だと思っていらっしゃる方にはベストマッチだと思います。
 佐久間さん、ありがとうございました。(廣瀬)

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