村上邸

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作品詳細

薪ストーブを中心に置いたプランとなっています。土佐漆喰の天井と壁、徳島の杉で床を仕上げています。無垢材は使えば使うほどに味わいが増していく特徴があります。初期コストはかかってしまいますが長く使うことでリフォームまでの年数を伸ばし、20〜30年で考えたとき適正なコストになるよう検討しています。石油由来の素材はヤケや黄ばみで当初の美観が10〜15年程度で失われます。リフォームの回数を減らすことで価格の帳尻を合わせた格好です。 敷地の中に母屋と村上邸が向かい合わせになるように建っていて、そのため、玄関という部屋を省略し、また廊下がないのが我が家の特徴です。スープの冷めない距離とはよく言ったもので休みの日は子供達が母屋を行ったり来たりしながら過ごしています。のびのびと過ごせる環境は子供達にとって良い原風景になってくれると感じてます。 これからの新しいカタチ〜なんて発想はせず、私にとって、家族にとって愛着のある家であり続けることがコンセプトとなり、具体的なカタチになりました。

村上 真

村上真建築設計事務所
徳島県
https://www.murakami-shin.com/

「暮らしにコクを」
日々の暮らしに中にはさまざまな出来事がある。ときには楽しくときには不安に、一期一会の喜びやいつもと変わらない光景も。僕の仕事はクライアントが日々をどのように過ごすか想像し図面に描き写すこと。表情豊かな自然環境、地域社会、敷地と建物、内外の空間、営まれる暮らし、家族ひとりひとり。この外側と内側を行ったり来たりしながら敷地とクライアントが持つ個性をひもほどいていく。すると、その場所にしかできない価値が生まれることを知った。暮らしに豊かなコクを。大切な建物をクライアントと一緒につくりあげることに取り組んでいます。


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