作品詳細
本計画は小高い丘に建つ永住型の住宅である。
大きく広がる南側の敷地は徐々に傾斜しており建物のアプローチはゆったりとした登り階段からと、フラットに整備した車路からガレージへと導かれる車のアプローチの2ウェイとした。
全体のフォルムは廻りの樹木が映し出される様、ガラスを中心としたファサードとした。
東、南側を全面ガラス貼りとする事により、各居室からは南側に広がる自然な庭が鑑賞でき、外部との一体化が可能となりました。
奥行2.7mと大きく軒を深く確保した縁側デッキからも、更に自然と同化出来る仕組みを造りました。
自然と一体化した また浅間のフォルムと溶け込むガラスの空間です。
山下 弘治
株式会社スリー・パワー・ユニット+ケイズアーキテクツ一級建築士事務所
神奈川県
HP:http://www.ks-architects.net/
私共の建築空間の造り方・コンセプトは、いかにクライアントに成り切って、同じ目線で考える、です。ある時は我々の目線で、ある時は施主様の目線で、、、時に共同作業によって、互いのコンセプトを時に共有したカスタマイズされた空間造りを行うことと考えます。
施主様にとって、建築を建てる行為はどのような規模であれ、新たな一歩への大きな転機であると思います。
私共は、その転機の瞬間に一緒に立ち会えれば幸いと感じます。