松栄の家

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作品詳細

本計画は東西に間口5.5m×奥行32mという京都の「うなぎの寝床」のような敷地に計画されたプロジェクトです。そのため南北は建物に囲まれ非常に採光と採風が確保しにくい条件でした。そこで本計画では主要な用途を二階に配置し、凛として佇みながらも周辺環境に溶け込む浮遊する住まいを構築しました。そして接道となる前面側と実家の敷地に繋がる裏側のどちらからも動線が確保出来るように浮遊した住まいの一部をピロティとし、屋根のある半屋外空間として長い路地空間を確保しました。 建物全体としては出来る限りコンパクトに無駄な用途を省き、その代わりに内外部に余白を創り出し、そこに樹木や植物を配置することで家のどこにいながらでも自然を感じ季節や時間の変化を楽しむ豊かな空間を確保しました。この無駄のないすっきりと落ち着いた和の空間は、クライアントの日常に芸術的な自然の変化を日々与えてくれます。

ロケーション:住宅街 
主要用途:事務所併用住宅 
構造規模:木造2階建て 
家族構成:夫婦30代
敷地面積:175.14㎡(52.97坪)
建築面積:69.35㎡(20.97坪)
延床面積:115.72㎡(35.00坪)
写真:山田雄太

久我 義孝

ハース建築設計事務所
滋賀県
http://hearth-a.com/

「人と自然に寄り添う豊かな住まい」を目指して、シンプルかつ機能性の高い空間でありながら、光の陰影や空間の抜け感、五感で感じる豊かな空間を提案する。

<経歴>
1982年 滋賀県甲賀市生まれ
2006年 関西大学工学部建築学科卒業
2016年 建築設計事務所勤務を経てHEARTH ARCHITECTS 設立

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