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建築家

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ヴェネツィアをこよなく愛する建築家 木戸扶紀子さん

 事務所へ入ると、心地よい音楽⁈いいえ、イタリア語!ヴェネツィアの書籍や地図が沢山並んでいるその空間は、木戸さんが、これまで歩んだ人生を感じることができます。

建築家を目指したきっかけ
 都市開発に従事されていたお父様の影響で、家族旅行では建物を見に行く機会が多くあり、建築は身近なものでありました。中学生の時、暮らしについて考える授業があり、当時暗かった住まいの1階をどうしたら明るくできるのかをテーマとして考えていくうちに、建築の面白さを知り、その道を目指すことになりました。
 日本女子大学家政学部住居学科卒業し、大手企業に就職した後、ヴェネツィア建築大学に留学。留学先のヴェネツィアは、実物を見てみたいと思った建築家の作品があった都市。1度旅行で行き、生活や文化、街並み等、自分にとって居心地の良い場所と感じて留学先を決めました。
 留学後は建築設計事務所で更に経験を積んだ後、2005年 「Unico design 」を設立。「Unico」にはイタリア語で、「唯一の、オンリーワン」という意味、最初の仕事はご友人からの依頼。ご友人は木戸さんの設計提案に、ぜひここに住みたい!と二つ返事で喜んでくれました。
 まさに「Unico design 」が誕生した作品でもありました。

建築へのこだわり
 人の暮らし方は様々で年齢と共に家族構成や暮らし方にも変化があるので、その変化に対応しながら、長く使っていただける住まいづくりを心掛けています。
 周辺との調和は、ヴェネツィアの優れた街並みをイメージすることもあります。住まいと道路を切り離すことなく、暮らしが街と一体となるような開けた調和をつくりたいと思っています。道路に面した敷地には、塀や門ではなく、植栽や庭などの緩やかな境界から暮らしの風景が街にはみ出していくような設計を考えています。

今後の目標
 設計業務の他にNPO法人「南房総リパブリック」は二地域生活の促進や人が集える環境を整備して、南房総地域の活性化を目指した活動をしております。今後は、南房総に限らず都市部でも、衣・食・住の全般について、地球や未来の子どもたちのために、建築家としてできることを積極的に取り組んでいきたと思っています。

編集後記
 木戸さんのお話の中には素敵なご家族との思い出やヴェネツィアでのご経験の話が随所に含まれていて、手掛けられた作品には豊かで温かな設計がふんだんに盛り込まれていました。私も木戸さんの大ファンとなってしまい、まだまだ取材内容を記載したいのですが、それはまた次の機会にさせて頂きます。木戸さん、ありがとうございました。(廣瀬)

建築へのこだわり
 人の暮らし方は様々で年齢と共に家族構成や暮らし方にも変化があるので、その変化に対応しながら、長く使っていただける住まいづくりを心掛けています。
 周辺との調和は、ヴェネツィアの優れた街並みをイメージすることもあります。住まいと道路を切り離すことなく、暮らしが街と一体となるような開けた調和をつくりたいと思っています。道路に面した敷地には、塀や門ではなく、植栽や庭などの緩やかな境界から暮らしの風景が街にはみ出していくような設計を考えています。

今後の目標
 設計事務所の他にNPO法人「南房総リパブリック」は二地域生活の促進や人が集える環境を整備して、南房総地域の活性化を目指した活動をしております。今後は、南房総に限らず都市部でも、衣・食・住の全般について、地球や未来の子どもたちのために、建築家としてできることを積極的に取り組んでいきたと思っています。

編集後記
 木戸さんのお話の中には素敵なご家族との思い出やヴェネツィアでのご経験の話が随所に含まれていて、手掛けられた作品には豊かで温かな設計がふんだんに盛り込まれていました。私も木戸さんの大ファンとなってしまい、まだまだ取材内容を記載したいのですが、それはまた次の機会にさせて頂きます。木戸さん、ありがとうございました。(廣瀬)

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