©Kenta Hasegawa
作品詳細
都内マンションのスケルトンリフォームです。独立型の閉ざされたキッチンをLDと一体化させ、開放感のあるLDKとしました。設備位置を変えるために床の高さを操作し、その代わりに天井をコンクリート剥き出しにすることで天井高を確保。子供が成長した時や家族が増えた時にも個室が増やせるよう、寝室の間取りを可変できるようにし、長いライフステージで住み続けられる家にしています。床や本棚などには足場板を使い、カフェのようなラフさとリラックス感を出しました。ビニール系の素材は使わず、また既存の扉や収納棚を違う形でリユースしたり、内窓で窓断熱をしたりと、環境への配慮も行っています。
田中 晴代
アーキ田中 一級建築士事務所
東京都
HP:http://archi-tanaka.com/
今と未来のための暮らし。
「今を豊かに過ごすこと」と「持続可能な未来のための暮らし」は共に重要なテーマです。私たちは、住まい(ハード)と生活(ソフト)、両面からのアプローチでその実現を目指しています。沢山の会話を通して、ひとりひとりにとっての豊かでサスティナブルな暮らしを考えていけたらと思います。
♥お気に入り登録