作品紹介
里山と海に挟まれた敷地にあり、将来の終の棲家として、家族が集える場所として、皆のハナレのような建物です。(ヒフミアーキテクツの打ち合わせスペースともなっております)半屋外をたくさんつくり、目の前の海と緑をゆっくり楽しめる空間になっています。日本の住宅における先人の知恵を借り、未来の住宅の可能性を探りました。人間は本来、運動しながら空間を体験しています。目から入る情報、体の上下運動、温度、湿度、風、音、記憶、匂い、言葉では言い表せない、写真だけでは伝えきれない空間がそこに立ち上があります。是非訪れて体感してみてください。ご興味有る方はご予約の上実際に見て、体感して頂けます。
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<物件情報>
家族構成 :夫婦2人
部屋数 :LDK+1部屋+ロフト
広さ(坪数):29坪(半屋外、小屋裏収納除く)
ロケーション:海辺、山辺、里山、船着き場
田中 秀宗 栗栖 幸枝
一級建築士事務所 hifumiarchitects / ヒフミアーキテクツ
兵庫県
HP:https://www.123archi.com/pages/732176/page_201602191132
素朴で機能的であること、住まいとして強さと性能を満たす造り。その中に洗練された空気感と纏う建築を目指しています。建築や住まいを考えるとき、間取りや大きさ 性能といった現実的な諸問題に始まり、建物が建つこととなる敷地との関係性、その先にある周辺環境にも気を配ります。その場所で続く そして新たに始まる 日々の暮らしや営みといった風景を想像し、ときに観察しながら 人と人、人とモノ、人と様々な環境との 間 に居心地の良い状態を設計できればと考えています。景観十年・風景百年・風土千年という言葉があります。食べること、つくること、生業や哲学すること、休息といった 人の営み そのものの積み重ねが 景観を、そして風景をもつくり出していると考えています。住まいは、その風景の中の最小単位であると言えます。