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店舗設計やプロダクツデザインも手掛ける建築家 木元洋佑 さん

建築家を目指したきっかけ
 高校生の頃は服飾系に進みたかったのですが、服飾系の大学がありませんでした。そこで自発的にデザインできるものとして建築学科を知って、東洋大学工学部建築学科を専攻。大学2年から始まった設計の授業がとても楽しく、またプロダクトデザイナーの深澤直人さんの書籍にあるものの形の在り方の理論が自分の中にすっと入ってきて、建築は正にその集積物だと感じたことで、建築家を目指すきっかけとなりました。

 その後、アトリエ系の設計事務所とゼネコンの設計部に従事した後、独立しました。現在は住宅2割、商業施設8割のバランスで行っています。

住宅設計の拘り
 商業施設はエンターテイメント性を含み、対エンドユーザーに対してどのように見せるか、今はインスタ映え等も考慮します。住宅設計は落ち着いてしっかり時間を過ごしていく場所 居心地の良さが重要で、使う方に限定した満足度をどこまで提案できるかが大切だと思っています。また、建築用語をなるべくわかりやすい言葉で説明することも心掛けていることのひとつです。
 長野県にある歯科兼住宅は1000㎡、規模が大きかったため、独立して長野で設計事務所を主宰している大学時代の友人からお誘いいただき、共同設計にて担当しました。設計期間は1年半。地域に馴染む、シンボル性のある建物として計画しました。

お客様との関係性
 お客様の住宅に対する思いによって提案内容は変化させる。思いの強い方、個性のあるもの、一般的なもの、さまざまなパターンの提案からお客様の反応を見て考え方をシフトします。設計側はプランニングに提案性をもってやる事に重きをおきますが、一方でお客様は素材感質感を重要視する方が多い、そのあたりは打ち合わせした時点で確認します。ご依頼頂くお客様は年齢がまちまち、年代によっては必要とする住宅の在り方は変化するため、ヒヤリングしながら年齢層にあった提案を心掛けている。

仕事のやりがい
 設計の仕事は、建物を作りあげていく上での困難が多々発生します。図面通りには施工できない、納期が間に合わない、特殊なことをやった場合のリスク等。そこに対しての責任と問題が発生した際にどのように解決していくか、そこの対応がとても重要だと思っています。そして、それを解決できた時、建物が出来上がった時、そこに住む方が生活されているのを拝見した時には、頑張って良かったとやりがいを感じます。

今後の展望
 当時働いていたアトリエ系では6000㎡規模の学校を担当していました。この先はこの設計事務所でも同じような規模の設計を請けられるように、コンペ等、積極的にチャレンジしていきたいです。

編集後記
 今は建築家としてご活躍の木元さんですが、元々、希望していた服飾系の道をご両親に相談した時に、大学へ行くことを優先し、卒業後、それでも服飾に進みたかったらそのようにして良いとお約束されたとのこと。現時点では服飾の道に再チャレンジすることはないようですが、建築を軸にきっと新しい分野の何かを生み出してくださるものと、木元さんの感性から発せられるお話を色々お伺いし、そのように感じました。
 木元さん、ありがとうございました。(廣瀬)

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