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人の心を動かす作品を追い求める建築家 髙野 現太さん

建築家を目指したきっかけ
 小さい頃からもの作りが好きで、小学生の頃ダンボールで子供2人がやっと入れるようなお店を作ったときの興奮は今でも覚えています。切込みを入れただけの窓、暗さと明るさの差を楽しんでいました。その後、高校在学時には美術を専攻していた経緯もあり担当顧問に建築こそが総合芸術だということを教わり、絵画や彫刻の先があるということを知りました。同時にガウディのサグラダ・ファミリアを知り、まさにこれだと思いました。少しずつ学びを進める中で、ル・コルビュジエのロンシャンの礼拝堂の崇高さと美しさに胸を打たれ、最終的に建築家を目指すきっかけとなりました。

住宅設計の拘りや心がけていること
 住宅はその住む方を反映した建築でありたいと考えております。例えば服装の延長のような着るものに近い感覚です。皆誰しも少しずつ感性が違います。それを住宅の空気感に映すということを考えております。その一方で周囲を取り巻く環境への応答を考え、まちに対してはどのような佇まいが適切なのか、住宅の中にはどのように光がさすのか、風が抜けるのかということもイメージします。また雪国である北海道においても、積極的に中間的な緩衝領域を取り入れる努力をしております。外部も内部と等価の空間であり、内外が混在する豊かな環境のような建築を目指しております。

お客様との関係性
 基本的にはフラットな関係性を作ろうと努力します。話は徹底的に伺い、できるだけ反映しようと試みます。建築家との家づくりは商品を買うわけではなく、一緒に作り上げるものです。つまり協働作品ともいえる仕事を残してゆきたいと常々思っております。建築を形作る糸口はいつもクライアントとの会話から見つかるものです。言いたいことを言い合えてお互いをリスペクトできる関係性を築いてゆくように努めております。

お仕事のやりがい
 やりがいに関しては終始すべてを通してあります。その中でも、初回提案におけるゼロから空間を立ち上げてゆく過程には強くやりがいを感じます。またお引渡しをして、数年経って遊びに伺ったりする際、家と生活が馴染んでいるさまの中に背骨のように当時作った建築の精神性、空間の緊張感が残っていると心の中でうまくできたのだなと再認識します。やはり、「人の心を動かす」のが普通の建物ではなく「建築」ですので、そういうものをぶれずに追い求める所にやりがいを感じております。

編集後記
 世界的な作品や人との出会いから、導かれるように建築家を目指されたお話が印象的でした。 幼少期から美しいものを感じる感性のアンテナを研ぎ澄ましてこられたのだと思いました。また、お客様それぞれの感性を汲み取り、コミュニケーションを通してできるだけ反映しているというお話がありました。完成から数年経ってもお客様とのご関係が続いているというお話から、髙野さんへの信頼が伝わってきました。きっとこれからもたくさんの「人の心を動かす作品」を創っていかれるのだと思い、とても楽しみです。
髙野さん、ありがとうございました。(飛髙)

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