作品詳細
敷地の傾斜にできるだけ沿うように、4段の床レベルを持つスキップフロアの構成としました。インテリアには、一部現しとした柱・梁や板壁の木材、漆喰といった生きた素材を使用。また、間仕切の透明ガラスの恩恵で、どの場所からも自然を身近に感じられます。
陶山 良雄
陶山設計工房
福岡県
HP:https://www.suyama-ar.com/
「住む」は「澄む」
その場所で過ごすことで、心も体も清らかになる。住まいとはそういう場所であるべきではないかと考えます。
であれば、それにふさわしい素材で構成された、それにふさわしい空間であってほしいと思います。
窓から見える緑や、吹き抜ける風、風に揺れる葉ずれの音も、浄化の役割を担ってくれていることにも目を向けたいと思います。