岡山倉敷 二人(ツイ)の暮らし

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作品詳細

25年前に手掛けた新築物件を、ライフスタイルの変化に合わせて創り変えることになった。
建物の性能(断熱・気密・空調・耐震)を現代の仕様にアップグレードさせ、生活の中心でもあるLよりもDKをメインとしたリノベーション計画。
長年に渡り大切に住まわれたご家族の想いを汲み、いつまでもみんなが笑顔で過ごせる場所になるよう、かつての面影を残し、空間の演出をした。
2020年 キッチン空間アイデアコンテストにて「おいしい暮らし」の作品名で奨励賞を受賞。

所在地:岡山県倉敷市
用途:住宅
構造:木造2階建
敷地面積:475㎡
建築面積:131㎡
延床面積:187㎡(56坪)
施工:健楼工務店
竣工:2019年
特徴:ビルトインガレージ、書斎、耐震構造、防犯・防火、エコ省エネルギー、健康・自然、オーダーキッチン、シリカライム、ペット、犬、薪ストーブ、SDGs
撮影:中津川 隆康、※ken-ken inc.,

河辺 近

ken-ken inc.,
神奈川県横浜市
https://ken-ken-a.co.jp/

2022年4月――
事務所の立ち上げから32年目。この日を迎えることができたのは、周りのたくさんの支えがあったからだと実感しています。

子どもの頃の夢は、未来の街、都市、そして建築を創造すること――
20歳代で設計の仕事に就き、国内海外の様々なモノや場所を見て廻り、その中で日本の文化、四季の美しさ、日本人の奥深い感性や美意識に改めて感銘し、私が今日、建築家として歩んでゆくための何かを見つけた様に想います。それは、一生成長しようとする気持ちから生涯勉強をし続け、学びの道には終わりがないと悟ったことだと。

建築の中でも特に難しいと感じる住宅――
それは、その場所に住まう方がいて、そこに時間が存在すること。一年経てば人は歳を一つ重ね、二十年経てば小さな子どもたちも巣立ち、新しい二人の関係が始まります。時間とともに変わりゆく人の気持ち。この想いが住宅という空間を別のモノに創り上げていきます。

今、自分が成し得ることは何か――
住まう方の想いを大切に、四季や時間の流れ、さまざまな自然の色のうつろいを日常生活に取り入れ、粋・艶・間・陰、そして美しく、心地良く、気持ちの良い空間を創り出すことだと考えています。

建築は面白い――
32年前も現在も、その想いは変わりません。私たちが環境を見つめ、人と人、人と家、人と街を結ぶきっかけとなり、様々な出会いによって新たな絆を繋ぐ様な暮らしと家づくりのお手伝いをこれからも続けていきたいと想っています。

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