作品詳細
建築規制で建物の高さを7m以上にする必要がある用途地域に建設した木造の小住宅です。
地盤の手当として コロンブス工法を採用しています。
敷地南側のすぐ近くに幹線道路があり 車の騒音が懸念されたため 南側に閉じつつも いかに室内を明るくするかが 設計における課題でした。
ロフトや吹抜を介し、空間を立体的に縦方向につなげることで、光を最大限に室内に呼びこむ工夫が施されています。
住宅密集地であることから 大きく開いた開口部の外側にはスチールメッシュの皮膜を設け、外部から直接的視線を遮るよう配慮しています。 限られた敷地において 明るくのびやかな空間が感じられる住宅となっています。
井東 力
アトリエスピノザ
東京都
http://www.atelier-spinoza.com/
敷地のポテンシャルを見極め、これしかないと思えるような、快適で住み心地の良い住宅を創りたい。その上で「快適さ」、「心地良さ」を深く掘り下げ追求していきたい”と思いながら、設計活動を行っています。