ロケーション

作品No

家族構成

広さ

建築家

都道府県

向日の家

お気に入り登録

作品詳細

建築主は、面白い家を建てたいということで、あえて扇形の敷地形状を購入したとのことでした。 住宅街の端に位置する敷地で、西には竹林、南面、東面ともに道路に面した敷地となっています。
建築主の要望は、明るい環境のなかで、家族の気配を感じつつ、一室的な空間の中で家族が住む家づくりを、希望されました。
そこで、3面が開放された敷地で、道路という条件と敷地形状を利用して、光を建物の中に導くことができないかと考えました。そこで、道路側のファサードには、大きなルーバーを設けました。奥行きのあるルーバーとすることで、道路を通過する人や車からは目線をある程度さえぎりつつも(基本的にはプライバシーはあまり気にならないとのこと)、光を家の中に導きいれる住宅設計を提案しました。ルーバーを道路に沿って段階的にずらすことで、時間の経過にあわせて、室内の表情の変化が楽しめます。

用途:専用住宅
家族構成:夫婦+子供2人
場所:京都府向日市
敷地面積:100.1m²(30.28坪)
建築面積:56.3m²(17.03坪)
延床面積:100.1m²(30.28坪)
構造:木造
階数:地上2階
竣工年:2012年
写真撮影:矢野紀行(矢野紀行写真事務所)

藤原 慎太郎 / 室 喜夫

藤原・室建築設計事務所
大阪府
https://aplan.jp/

建築は空間を、空間は景色を。
景色は体験と記憶を。建築に完成はあっても、空間に完成はありません。
空間が見せる景色は、人、時間、自然によって移ろい、決して完成することはないのに、一瞬一瞬の体験と記憶のなかで完成しています。


お気に入り登録

関連記事

  1. 鳴門の家

  2. 豊中の家

  3. 箕面の家

  4. 姫路の家

  5. 石切の家 大阪府

  6. 神戸北の平屋

  1. 入江のU邸 滋賀県

  2. ジャパンディスタイルの家 東京都

  3. 島本町山崎のマンションリノベ 大阪府

  4. 農のある暮らしの家 埼玉県

  5. テレワークスペースのあるコンパクトな木の家 埼玉県